おおぅ……。

なろうの『ネット小説大賞』の二次審査結果が11/20日に決まったらしい。
「あの日のラジオ」が一次審査通ったので、気にはなっていますが……。

まぁ、4000文字ちょいの短編ですからね……。
長編書いてる方がわんさかいますし。
元々なろうのホラー企画で書いたものなのでご贔屓頂いたような気もするし……。
そもそもこれまで箸にも棒にも引っかかった事のない趣味作家ですから……。

ただ本当、色々悩んでいる時だったので、一次審査通過は嬉しかったです。
本当にありがとうございます。

正直、生きていくには働かないといけないし、趣味で書いていく事でも両立は無理なのかなという気持ちも無きにしもあらず……。
どっちか選ばないとならなくなったら、気持ちは書く事を残したいけど、一人の人間として生きていくには仕事を取らざる負えないのは当たり前の常識で。
悲しいかな、リアルに数字だけで判断すれば、書いたところでそんなにたくさんの人が読んで下さる訳でもなく、いいねと思ってもらえる訳でもなく、だからといってペイがある訳でもない。時間と労力を無駄にしてると言われればそれまでなんですよね。
それと仕事を天秤にかけるまでもないだろうと。

でも無駄って、本当に無駄なのかなって言うのが私の中には常にあって、無駄(遊び)があるから、世界最古の木造建築法隆寺境内にある五重塔は倒れないんですよ。
無駄(遊び)がなかったら、倒れちゃうんですよ。
それって人も同じだと思うんですよね。人だけじゃなくて様々な面で。
私は無駄は大事なものなんだと思うんですよ。
まぁ、無駄ばかりじゃ駄目ですけど。(笑)

でも生きているとやっぱりギスギスして、そのギスギスを少しでも楽にする為に、大事な無駄を捨てざる負えない。
他人から見たら、読まれない・いいねもされない・お金になる訳でもないのに時間と労力と気力を注ぎ込むなんて、正気の沙汰じゃない「無駄」だと思うんです。
その時間があるなら内職するなり投資の勉強して投資やれば少しはペイになるじゃんって言われたらそれまでなんですよね。

確かにペイは大事。ペイがあれば何でもできる。ペイがあればこんな事悩む必要もない。
でも、ペイが全てなのかって事ですよね。
ペイがあれば何でもできる。ペイを得られないものは無駄。無駄を省いて少しでもペイを稼ぐ。
確かに大事だし、理にかなってる。
でもそれでいいのか？
旗からみれば無意味な無駄。でも自分にとって大事な無駄を捨ててペイの為にだけに生活する。
それってペイの為に生きてる状態じゃないですか。よく言うけど、生きる為にペイが必要なのであって、ペイの為に生きてる訳じゃない。

でもそれがわかってても、無駄の為に生きる為のペイを脅かしていいのかって不安になる。
その無駄にその価値はあるのかと問われたら、自信がなくなる。
その無駄にその価値があるのか……。
価値なんて、他人が決めるものじゃない。自分にとって大事なら価値がある。
でも不安になる。生きていかなきゃならないから。
そしてそういうのを肉体的にも精神的にも参っているところに突きつけられると、諦めが先に立つんですよね……。

だから、たかだか一次審査通過だったけど、本当、有難かったです。
ありがとう。

まだまだ色々悩み中ですけど、どうにかこうにか、これからも「無駄」を大事に生きていけたらなぁと思います。(笑)

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