いや、常に話というのはどう受け取るかは読み手の自由だと思っているんですけど……。そう読めたのならそれがその人にとっての答えなんだと思う。

わかってます。
わかっていますがあえてここでだけ言わせて下さい。

……は？？

そんな薄っぺらい話を書いた覚えはねぇよ……。

暴言、失礼しました。

でもそうか、私の話は他の人が読むとそんな薄っぺらい話に見えるんだなぁ。
うん。そうか〜。
私の書く話は、そんなつもりはなくても、普通の人が読むと、そんな薄っぺらい話にしか見えないんだなぁ〜。
そうか〜、だから私の話はつまんないんだなぁ〜。
私はそんなつもりはないけれど、端から見ると何の厚みも味気もない薄っぺらいチャンチャラおかしいくだらない話でしかないんだなぁ。

そりゃクソだよなぁ、こういう風に見えているという事は、そりゃ、クソだよなぁ〜。
そうか〜、自分ではわからないけれど、私の話は、一般常識的に見ると、チャンチャラおかしいクソだって事だ。

うん。いい勉強になった。

下手な褒め言葉より、自分の話が世間からはいかにクソに見えているか知る事ができて良かった。

嫌味じゃなくてさ、自分では自分の事を真正面から見れない訳で。それが真正面から見た時に「クソ」以外の何物でもない事がわかったのは良かったと思う。

さて。問題点がわかったら、どうしていくかだ。

とりあえず、なんであの話がそんな風に見えるのかをよくよく考えてみたいと思う。

その要素がなかった訳じゃないんだけど、それって私的には匂わせ程度にしか入れてなかったつもりだったんですよね。
全くその部分に注目されると思ってなかったというか。
むしろ、もう少しどぎつく書いた方が良いのかなと思ったくらいで。
というか、二人がくっつくかどうかと言う事も、別に書いてない訳で(まぁくっつくだろうなという展開ですけど)。ただ、彼女の性格から行くと断るという選択肢もあり得ると私は捉えて書いていたので、なんか平凡な恋愛ストーリーにしか見えないんだなぁと言うのは、私の技量が足りない訳で。

というか、恋愛ストーリーを書いたつもりがなかったから、死ぬほどビビったんですよね。

え？！なんで恋愛ストーリーだと思われてるんだ？？って。
恋愛ストーリーだったらそりゃクソみたいに薄っぺらい糞作品だよなぁ〜。(笑)

というか、あれは恋愛ストーリーに見えるのか……。
それがまず私と大きく食い違っている訳で。
恋愛？？恋愛ストーリー……まあ……そう言われれば……結果的にそう見えるか……。
黒田君を出したのが間違いだな、だとしたら。
アレがあのまま黒田君無しで話が進めば、多分、良かったんだと思う。
ぶっちゃけそう言われれば、黒田君は必要なかったといえばなかった。
ただ、なんと言うか、私的には最後に救われる要素が欲しかったというか。
それを黒田君という形で表したというか。
なんか、うん。
私としてはエロ要素は話の展開に必要だったから入れただけで、黒田君は暗い終わりではなくて救われる要素成分として配合したものだったんですよね。
でもそうか〜、ああいうふうに書くと、単にエロ要素含む黒田君とチカの恋愛ストーリーにしか見えないのか〜。

うん、ちょっと何度か読み直して、どうしてそんなクソみたいに薄っぺらい恋愛ストーリーに見えるのか、じっくり考えてみたいと思います。